病院からのお知らせ
2025年11月22日(土)~23日(日)の二日間、⼤阪府のグランキューブ⼤阪(⼤阪府⽴国際会議場)にて
第 13 回⽇本運動器理学療法学会学術⼤会が開催されました。
当院からは理学療法士の中川友基が参加し、研究発表を行いました。
当院発表演題
・「Japan Patient-Rated Tennis Elbow Evaluationの信頼性の評価」 中川友基(理学療法士)
以下 理学療法士 中川友基より
Japan Patient-Rated Tennis Elbow Evaluation (以下PRTEE-J)はカナダで作成されたPRTEEを⽇本語に訳したものです。PRTEEは上腕⾻外側上顆炎(テニス肘)に対する質問紙法による評価⽤紙で、患者様の⽇常⽣活上で困っている動作などを詳細に評価することが可能です。
今回の検証では、PRTEE-J に信頼性があるということが統計的に証明されました。学会の場⾯でも”⽇本語版の作成を⼼待ちにしていました。”と嬉しいお⾔葉をいただきました。
現在は妥当性の検証を進めており、これが証明されればより患者様の訴えを把握でき、効果的なリハビリテーションを提供できると考えております。
今後も学会を通じてテニス肘のみならず、様々な整形外科疾患に関しても最新の知⾒を 収集し、患者様により良いリハビリテーションを提供できるように努めてまいります。