病院からのお知らせ
2019年11月16~17日、福岡県福岡市で開催された第6回日本小児理学療法学会学術大会にて、理学療法士の能登菜月が研究発表を行いました。
発表内容:「成人脳性麻痺者の起立‐着座動作における下肢筋の同時収縮活動の特徴」
今回の日本小児理学療法学会は、”障害を持つこども達のFunを考える”というテーマで開催されました。
シンポジウムでは理学療法士や医師としてこども達と携わる方だけではなく、支援学校で教員として活躍している方の講演もありました。
この方は、障害があるから健常者と違う対応をしたり、克服しなければいけないということを考えるのではなく、その子らしく障害と付き合いながら豊かに生活できるようにしたいと考えていました。
講演の中では、環境を整備することで、同じ年齢のこども達の様に自力で歩くことや、遊具で遊ぶことなどができる喜びを経験することで、こども達が一歩一歩成長していく様子が紹介されていました。
発達障害というと、健常者と「異なる」ということに着目してしまう傾向が強いですが、「同じである」ということにもっとを目を向けるべきだと感じました。
2日間の学会だけではなく、空き時間に福岡の街並みや美味しいグルメを楽しむことができ、充実した時間となりました。全国学会で発表するという貴重な機会をいただきありがとうございました。