腫れていて、動きが悪い
痛くてしっかりと握れない・動かせない
動かさなくても痛い

このような症状がある時…

一度外来での診察をお勧めします

【手痛をおこす代表疾患】
<ばね指>
指を曲げる屈筋腱の腱鞘炎の一般名です。初期は指を曲げる際に痛むのですが、悪化すると指が曲がったまま伸ばせなくなり、無理に伸ばす際にパキッと戻ることをばね症状と呼びます。ステロイドの腱鞘内注射が良く効きますが、何度も繰り返すと腱を切ってしまう副作用を起こす可能性があるので、局所麻酔での外来手術(腱鞘切開術)を行います。

<変形性関節症>
いわゆる軟骨が減ったことによる関節の痛みや腫れのことです。特に高齢女性の指のDIP関節(爪のすぐ下の関節)に多く、昔に比べて節くれだった関節に見えたり、指の使う癖によって軟骨が片減りするのでどちらかに曲がってきたりします。初期にはテーピングや湿布が効きます。曲がりがひどく日常生活が不自由な場合(箸が持ちにくいなど)、局所麻酔での外来手術(関節固定術)を行うこともあります。

<骨折>
転んだりぶつけたりしたことにより、骨が折れることです。できるだけ保存療法(手術をせずに治す)を選択しますが、早めの手術が必要な骨折(ずれが大きい関節内骨折、手で戻した後にもずれやすい骨折、ずれが大きすぎてそのままだと骨がつかない骨折)もありますので、レントゲン、CT、MRIなどで詳しく調べた後、十分相談して治療法をオーダーメイドします。

<靭帯損傷>
明らかに関節があらぬ方向へ曲がってしまった脱臼から、腫れも殆どなく曲げた時にだけ痛む捻挫まで、重症度は様々です。明らかに関節が緩くすぐに再脱臼してしまう場合には手術が必要なこともありますが、殆どは一定期間の固定(装具、テーピングなど)と、その後のリハビリとで改善します。リハビリをしっかりしないと、関節の固さが残ってしまいます。

【肘痛をおこす代表疾患】
<テニス肘>
手の平を上に向けて肘を伸ばしたときの肘の外側が痛みます。初期には肘を伸ばしたまま重いものを持ち上げると痛みますが、ひどくなると肘を伸ばしただけでも痛んだり、安静にしていても、また、夜中にも痛んだりします。テニスのバックハンドで痛めることが多いことからテニス肘と呼ばれますが、除雪や雪割りで痛めることも多いです。ステロイドの局所注射が良く効きますが、何度も繰り返す場合にはMRI検査をして、他の原因が無いか調べます。

<変形性関節症>
重いものを持つ作業が仕事の男性に多く、軟骨が減り、関節の骨の棘が大きくなって邪魔をすることにより動きが悪くなります(伸ばしきれない、曲げきれない)。時には棘が折れ、関節の中をさまよう関節ネズミとなり、肘を動かしたときにパキッと音が鳴ったり、ある角度で固定されたままそれ以上動かせなくなることもあります。

<偽痛風>
高齢の方が、特に何もしていないのに突然肘や手首が腫れて熱を持ち、動かせなくなります。時には高熱を伴います。痛風の様にひどく痛みますが、痛風(高尿酸血症)が原因ではありません。関節内に針を刺して水を抜き、その水からピロリン酸カルシウムが検出されると偽痛風と診断します。ステロイドの関節内注射が良く効きます。

担当医師:
森谷医師(水曜日午前・金曜日午前)
専門外来は予約制で木曜日午前